【再生】幹細胞から-直径4ミリのヒトの「脳」の作製に成功/オーストラリア

1 名前:エタ沈φ ★[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 17:24:53.75 ID:???
研究者たちは幹細胞を使って、ヒトの発達途上の脳に似た豆粒大の組織を作り出すことに成功した。
これまで研究が極めて困難だった脳の病気の解明に役立つとみられている。

ヒトの脳は最も精巧な自然の構造物の一つとして知られる。今回作製された「ミニ脳」は直径約4ミリ。
まだ不完全で、本物に近づくには長い道のりがある。

それでも、このミニ脳は、ヒトの発達途上の脳のうち重要な三次元的な構造の一部を有している。
各種の脳の部位が、必ずしも適切な位置にあるわけではないが、正常に相互作用しているという。

研究チームのリーダー、オーストリア科学アカデミー分子生物工学研究所のユルゲン・クノブリヒ博士は
「それは乗用車に例えれば、エンジンが屋根の上、ギアボックスがトランクの中、排気管が前方に向いている
――といったような状態だ」と述べ、「それでも、エンジンがどう機能するかの研究には使うことができる」
と語った。この研究は28日、英科学誌「ネイチャー」に発表された。

今回の成功により、研究者たちはヒトの脳の病気を実験室で研究することが可能になる見込みだ。
現在はこうした脳疾患の研究は極めて難しい。例えばアルツハイマー病など脳疾患は通常、ラット、マウス、
その他の動物を使って実施されているが、ヒトの脳ははるかに複雑であるため、これら動物では不十分だ。

これとは対照的に、この新たなアプローチを使えば、科学者たちは実際の患者に由来する脳細胞を検査する
ことによって、神経障害の研究が可能になるはずだ。

実際、クノブリヒ博士らのチームはネイチャー論文で、このミニ脳作製技術を使って、脳が生まれつき小さい
「小頭症」の患者から作り出した脳細胞の働きを研究できたとしている。
同チームの研究は、他の研究者が2008年以降発表した幾つかの研究を土台に構築されている。
こうした過去の研究では、幹細胞を操作して、単なる神経細胞だけでなく、もっと精巧なニューロン(神経単位)
を基礎にした組織も作り出せることを示していた。

Wall Street Journal 2013年 8月 29日 12:07 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323779204579041830786385934.html

Nature
Cerebral organoids model human brain development and microcephaly
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature12517.html

画像:脳の領域がすでに分化していることが分かる脳の断面図


依頼がありました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1376913483/40

>>2に続く
2 名前:エタ沈φ ★[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 17:25:11.26 ID:???
オーストリアの実験室でクノブリヒ博士は、ヒトの胚性幹細胞(ES細胞)を使って実験した。
また、ヒトの皮膚細胞のような成熟細胞をリプログラミング(再組み替え)してエンブロニック(胚様体)状態に
戻した幹細胞(iPS細胞)を使って実験した。
いずれのタイプの幹細胞も「多能性」で、体内の他のあらゆる細胞に変化させることができる。

研究者たちは、この幹細胞に成長ファクターとして知られる化学物質を加えた。すると中枢神経系を
形成するとみられる組織が生まれた。この組織をヒトの胎生環境によく似たゼリー状の物質の中に
入れて培養した。

そして、この混合物を、細胞の発達と成長を助ける回転培養機に置いた。20ないし30日後、神経細胞が
組織化され、「脳のオルガノイド(組織構造体)」と呼ばれる極めて小さな構造組織になった。

この脳組織には既に脳の領域ができていた。ヒトの脳の最大部分を占める「大脳皮質」や、脳脊髄液を
生産する「脈絡叢」などが認められた。ニューロンも活発だった。

クノブリヒ博士は「これは大きな驚きだった。自己組織化していた」と述べ、同博士のチームが何百もの
「ミニ脳」を作製したと語った。

しかし、この構造組織内部で、さまざまな断片がごちゃ混ぜになっており、形も全体的な空間構成も、
実際の脳と完全には合致しなかった。

またオルガノイドが直径4ミリに達すると、成長をストップした。研究者によれば、これは恐らく
循環システムが欠如していたためだろうという。
このオルガノイドは9週間経たヒトのエンブリオ(胚、受精卵)の発達途上の脳に似ていた。
3 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 17:26:56.11 ID:V1u4OVFN
oh!
6 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 17:30:37.11 ID:oSysCzSg
>>3
透明人間
5 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 17:30:24.29 ID:rUP8oVfc
血管なしで成長できる限界が4mmってことか
10 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 17:37:01.98 ID:YCH/ctja
人間の意識の中枢である脳を生成するってことはクローン人間と同じだわ
これをある程度大規模にやったらさすがに倫理的に問題がある
11 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 17:39:54.02 ID:kEME/ApJ
コンピュータに人間が無二に優っているものが想像力
人工的に作った脳味噌をコンピュータに繋げれば人間は不要になる
12 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 17:40:58.25 ID:rUP8oVfc
iPSから血管なしのオルガノイドまでならまあなんとか

あと
> これは大きな驚きだった。自己組織化していた
これは驚きで,例えると無人島に赤ん坊を連れて行って
木の実を拾わせたりモリで魚を突くところまでは教えて10歳から放置して
30年後に行ったら車輪と太陽暦を発明していたというくらいの驚き
47 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 21:27:11.06 ID:CIQCGt7T
>>12
このまま大きくなると脳になるんじゃないかという予兆が。
というか、画像が胎児に見えてしょうがないのはステマか……ゴセシケとか合成脳のはんらんとかを思い出すw

こんな適当な方法で4mmまで育つんだったら、培地を立体的にして培養液を上手く動かせばもっと大きくなるよね。
費用はすごいかかるだろうけど。

>>15
脳移植は、ずいぶん昔からやってるよ。特にパーキンソン病の研究が進んでる。
中絶した胎児の脳を数人分移植するとか、神経幹細胞どころか、ES細胞を移植するとか、随分荒っぽいことをやってる。
効果は安定していないけど。

自分の細胞から黒質を作って移植できるとかになったら、定番の治療法になるかもしれない。
とはいえ、この技術が10年でモノになる方には多くは賭けられないな。腫瘍の問題もあるし。
13 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 17:43:45.08 ID:v6o86GXo
>>2をじっくり読むと結構怖いな…
15 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 17:54:26.92 ID:uxb4c3Kx
脳ができるのは一番最後と思っていたけど以外と早いな。
あと5年から10年で完全に脳できるな。
まあ脳ばかりは作成しても移植するわけにはいかないから、
あまりしょうがないんだけど。
16 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 17:57:34.07 ID:rUP8oVfc
>>15
血管が通ってないから無理でしょ
これ肝臓の細胞を増やしましたとか
心臓を心筋細胞だけ組織化しましたとかそのレベル
「以外にも」自己組織化しようとしてたというだけ
18 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 18:04:07.40 ID:RQPjsh6I
いずれ意志を持つのか
20 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 18:14:24.69 ID:Vm/gRXTv
外傷とか、アルツハイマーとか、欠けた部分に補充して機能が戻ればいいなとオモタ
次は視神経に挑戦して欲しい
21 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 18:17:06.11 ID:cdoxG7wZ
とうとうきたか・・・って感じ

試験管内で脳を作るとはね
23 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 18:18:59.77 ID:OJSxF1V0
回転培養器ってのがどういうものなのか気になるな
普通に細胞培養しても シャーレの底の2次元方向にしか分裂して行かないので
膜状にしかならない
25 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 18:20:36.89 ID:3CZcSFsx
iPS細胞では血管作れないの?
28 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 18:30:16.63 ID:lbHcduVp
機能としては完成されてるって事?
電気信号で五感情報を送り込めば、脳の中に意識が芽生えるのか?
実験しても外からは分からないが、脳内で地獄を味わう悲劇の人がいるって事なのか??
良く分からないけど、何か嫌だなw
32 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 18:42:29.34 ID:NKvy+Ck8
脳死が人の死ではなくなる時代がくるのか?!
34 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 18:45:41.50 ID:/Oo7NCXC
人間が量子コンピューターを作り
量子コンピューターが人間を作る

なんてね
37 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 19:21:59.23 ID:dzWL4KiN
これは、廃棄処分したら殺人?
38 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 19:33:07.69 ID:2WfF0uqh
他器官との接続が無いから配置ばんらばらになるのかね
39 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 19:47:12.69 ID:4CZVeuxO
このミニ脳には意識はあるのか?
入力、出力がないから刺激はないんだろうけど。
脳波とかないんだよな?
40 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 19:48:17.37 ID:gXYkQUVt
>>39
ここまで形成されてるなら自発発火はしてないとおかしい
44 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 20:21:39.10 ID:QOa3HYbh
たゆまざる外界からの刺激がないと意識はできないんじゃないの?
48 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 21:28:07.97 ID:A/Huc+NN
ある程度成長させたところで移植して脳腫瘍とか脳の障害の治療に
使えないかね?
脳内で上手く組織化出来ればリハビリ次第で機能回復とか
出来るんじゃね?
51 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/02(月) 21:43:17.08 ID:gXYkQUVt
>>48
脳梗塞で減った奴を幹細胞つかって補填は研究されてる

一つ上が言ってる通りパーキンソン病と黒質みたいに
病巣と病気の関係がはっきりしている場合
誘導分化して埋め込みなどは出来るかもしれない
49 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/02(月) 21:33:02.47 ID:dNywMhM8
色々と可能性と夢が膨らむ面白い研究だが
その分悪魔な気がしないでもない
56 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/03(火) 05:29:01.60 ID:2XrEWn4A
血管形成されてないんだったら
倫理的にも死人の脳とほぼ一緒じゃね?

どうやったって意識の生じようないし
57 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2013/09/03(火) 08:10:28.91 ID:X5ogmlBP
>他の研究者が2008年以降発表した幾つかの研究を土台に構築されている

5年くらいでここまできたか、あと5年でどこまで研究進むか楽しみだ
62 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/03(火) 12:58:07.29 ID:h6p18y9X
倫理を考える場合、
これ現状、脳だけの奇形胎児ってことだから
廃棄は社会的にも宗教的にも問題ないだろう。

問題が起こるとすれば、奇形胎児を人為的に作ったという行為の方だな。
72 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/03(火) 22:28:13.37 ID:d4ULH7JC
構造が違うと強調してるけど回路が繋がって
いれば平面脳でも意識ができそう
74 名前:名無しのひみつ[] 投稿日:2013/09/04(水) 02:43:24.70 ID:BM0sigrC
これは使える


元スレ:http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1378110293/


posted by かよっぺ at 2013年09月04日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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